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第245回北杜会245th HOKUTOKAI


演題: 「 がんの兵糧攻め ---- 血管を標的にした新しいがん治療法 」
       (日本癌学会「吉田富三賞」受賞記念講演)

日時:  平成18年9月21日(木)  18時

場所:  東京 ホテル メトロポリタンエドモント

講師: 渋谷 正史 (高15回) 東京大学医科学研究所 教授

概要:
我が国をはじめ多くの先進国では、がんは死因の上位にあり、新たな視点に基づく制がん剤の開発が急務となっています。この約20年間に、胃がんなどの固形がんの増殖は血管新生に強く依存すること、また、その中心的メカニズムはVEGFと略称される「血管内皮増殖因子」とその受容体に担われること、が明らかにされてきました。

これらを背景に、欧米では血管標的治療が開発され、臨床試験では大変良好な治療成績を治めたことから、進行大腸がんや腎臓がんに対する標準治療として採用されるに至っています。私共もVEGF受容体のひとつを世界に先駆けて見い出し、がんにおける役割を解析しています。今回は、がん治療の分野で新しい領域を開きつつあるこの血
管標的療法についてお話されました。

   出席者:50名 (申込:51名、欠席:1名)

配布資料
北杜会ニュース26号

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世話人
総務:堀内(高12回)、鈴木(高23回)
渉外:鈴木(高23回)
広報:堤(高55回)
会計:日野(高32回)、堤(高55回)